転職活動を行う場合、職歴にブランク期間や空白期間があるとマイナス要素と捉えられる場合があります。最近では、働き方が多様化しているので以前よりはそういった見方がなくなってきましたが、それでもまだ採用に影響を与える要素の一つとと言えるでしょう。
さて、ではそんな状況をどうやってそれを乗り越えていけばいいのでしょうか?結果から言うと、起こった過去は変えられませんが、未来は変えられるので全く問題ないのでご心配なく。
今回は、ブランク期間や空白期間がある場合にマイナス要素にならないアピール方法について見ていきたいと思います。
ブランク期間や空白期間はごまかさない事
まず、最初にお伝えしておきたい事があります。それは、ブランク期間や空白期間を絶対にごまかさない事です。様々な方とお話しているとたまにブランク期間や空白期間をごまかそうとしている方がいらっしゃいます。
会話の中で、話のつじつまが合っていなかったり上手く説明できないと、簡単に嘘がバレるので例えば転職活動の面接に運良くすすめたとしても確実に不採用になるでしょう。
また、企業は書類審査や面接だけではなくリファレンスチェックも行う場合があります。これは、企業側が採用前に候補者が経歴詐称をしていないか、現職や前職に直接確認する事を指します。
もし、あなたの在籍期間や職務がが職務経歴書と異なっていると必ずバレますので、ブランク期間や空白期間は、ごまかさず正しく伝える必要があるという事を頭に入れておきましょう。
ポジティブな理由を語る
ブランク期間や空白期間の理由は人それぞれですよね。介護や資格の勉強や留学、仕事で消耗したという理由だってあります。大事な事はブランク期間や空白期間があるという事実ではなく「なぜか?」という部分になります。
逆に言うと、しっかりと理由をポジティブに説明できれば単にだらだら惰性で仕事を続けているよりも、よっぽどブランク期間や空白期間を充実させていた方のほうが良かったりするわけですね。
例えば、「前職では仕事に没頭し過ぎて心身ともに消耗していたので、リフレッシュ期間をとろうと考えました。その間に働き方や今後のキャリアを見つめ直して、また仕事へのモチベーションが高まってきたので転職活動を始めました。」等でもいいでしょう。
大事なポイントは、ブランク期間や空白期間をポジティブに語るという事です。
何より仕事へのモチベーションを伝える
「どんな方を採用したいか?」という質問を企業側にすると「もちろんスキルは一要素だけど、何より仕事に対するモチベーションがある方を重採用したい」という回答をされる企業が多いです。
どれだけスキルがあっても、やはりパフォーマンスの元になるのは本人の意欲の部分になります。その点、ブランク期間や空白期間がある方がアピールしていくべきはこのモチべーションになります。
それを踏まえ、①自分がやってきた事で貢献できる部分を明確にする②自分がやりたい事がマッチしている③仕事へのモチベーションが高い、というステップで考えていけば良いでしょう。
この3つが揃っていると、きっとブランク期間や空白期間があっても企業は是非ともあなたを採用したいと思うようになるでしょう。
まとめ
以上いかがでしたでしょうか?ブランク期間や空白期間がある場合は、ごまかさずポジティブに伝えていく事が重要で、仕事に対するモチベーションを持っているというアピールがポイントになります。
また、転職活動を進める際は転職エージェントを利用する事をオススメします。ブランク期間ががあっても、その理由やどうやって志望動機を練っていくかなどアドバイスがもらえます。
転職エージェントは転職のプロで多くの転職希望者をサポートしてきたので、現状にあった転職活動の進め方を教えてくれますし、ぐっと内定率を高める事ができるでしょう。
是非、有意義な転職活動を通じて活躍される事を応援しています。