最近は、ベンチャー企業で仕事をしたいという方が増えてきたように思います。
日本では数年前に比べて環境も整ってきたし、市場もより流動的になってきて盛り上がりをみせるようになってきました。
ベンチャー企業へ転職を考えるような方なので、おそらく「世界へインパクトを与えるサービスを作りたい」とか「もっとチャレンジングな仕事がしたい」と考えている方が多いのではないかと思います。
今回は、そんな方に向けて事前に知っておきたい事について見ていきたいと思います。
ベンチャー企業でユニコーンを目指す
まず、簡単にベンチャー企業について、ここではかつてユニコーン企業と呼ばれたグーグル、フェイスブック、アマゾン、アップルのようなグローバル規模のスケールを目指す企業という事で考えてみましょう。
ちなみにユニコーン企業については、下記のような定義がありますので確認してみましょう。
企業としての評価額が10億ドル(約1250億円)以上で、非上場のベンチャー企業を指す。ベンチャー企業への投資を専門的に行う投資会社を「ベンチャーキャピタル(venture capital)」と呼ぶが、「ユニコーン企業」という言葉は、ベンチャーキャピタルの一つである、米カウボーイ・ベンチャーズの創業者が使い始めたといわれている。ユニコーン(Unicorn)は、額に一本の角が生えた伝説の生き物であり、ユニコーン企業は、ベンチャーキャピタルを始めとする投資家から、ユニコーンのようにまれで、巨額の利益をもたらす可能性のある企業として注目されている。
ベンチャー企業に転職するメリットは、一からこれぐらいのスケールに挑戦できる事こそが、大企業にはない醍醐味なわけですね。
その点で言うと、日本で唯一のユニコーン企業と言われるメルカリは2013年7月に日本でサービスローンチ後、2014年9月にアメリカ、2016年にはイギリスと、最初から海外マーケットも視野に入れながらビジネス展開していて非常に良い例ですよね。
最初から世界を意識する
では、せっかくなので日本だけではなく世界のベンチャー市場ってどうなってるの?という事について見ていきたいと思いますが、参考にCB Insightsが発表している世界のユニコーン企業リストを見てみましょう。
驚きべき事に、その大半がアメリカと中国で占められており、このリストに名を連ねる唯一の日本企業がメルカリというわけで、なかなか日本にいるとこういう情報を目にする機会はないのではないかと思います。
日本ではやっとベンチャー市場が立ち上がり始めてクールと言われるようになってきましたが、世界規模で見ると先には先がいるという事がわかりますね。
小さくまとまらない事
日本にいるとなかなか海外に目を向ける事ってないですが、ベンチャーにいながらも常に広い視野で物事を考える事が重要になります。
あなたがベンチャー企業に転職を考えているのであれば、これぐらいのマーケット感覚は持っておいてほしいですし、決して日本のベンチャー市場がイケてると勘違いして、日本だけで満足するような思考に陥ってはいけません。
ベンチャー企業でエッジの効いたプロダクトを磨いて、どんどん海外に仕掛けていきましょう。
また、よく「英語不要論」なんてものがありますが、これほど信憑性がなくあなたの足を引っ張ってるものはありません。
ユニコーンを目指してベンチャー企業で働くのであれば、必ず海外マーケットは視野に入れていかなければいけませんし、英語ぐらいは最低限必要になります。
まとめ
ベンチャー企業へ転職を考えている方は、アグレッシブにトライする事と日本だけではなく大きな視野で考える事が重要です。
ベンチャー企業がいいのは、良い意味でサイズが小さいのでメンバーのモチベーションや考え次第でどうにでも変化できるという非常にエキサイティングな側面があります。
要は、全ては「あなた次第」という事で、これがベンチャー企業で働く醍醐味です。
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是非、英語も使えるようになって日本に留まらずガンガン海外に仕掛けていきましょう。
Good luck!