大学を卒業してから新卒として「何か成し遂げたい」というアツい志を持って働き始めた方も多いと思います。
しなしながら、働き始めて数年経って同窓会等で大学の友人らと再会すると、まるでその勢いもなくなり目の前の仕事をとりあえずこなすだけの社会人が増えている事実に愕然とされる方も多いのではないでしょうか。
どうすれば新卒の頃のアツい気持ちを持続させながら仕事をしていけるのか?何を心掛けながら仕事に励めばいいのか?
仕事には、自分の多くの時間を費やすので、誰もが充実したものにさせたいと思いますよね。
今回は、社畜にならない為に心掛けておきたい事について見ていきたいと思います。
目的を理解しながら仕事を進める
社畜の方によく見られる傾向として「目の前の仕事をただ単にこなす」という事が挙げられます。
上司から仕事を頼まれると、とにかく指示されたタスクを完了させようとします。もちろん、タスクをきっちりデリバリーする事は大事なのですが、それではいつまで経っても使われる側から抜け出す事ができません。
もう一つレベルを上げる為には「なぜこのタスクをやるのか?」や「どうやってやればより良くできるのか?」という事を常に考えながらタスクに取り組む事が重要です。
本来のお客様は、目の前にいる上司を越えた向こう側にいるはずです、しっかり目的を理解しながら、また自分なりに考えながら仕事をすると新鮮で新たな発見もあります。
そういった考えの蓄積が、今度は自分が部下を指導する立場になった時に役立ってきますし、社畜思考から抜け出すキッカケになります。
収入源を複数持って精神的に自立する
続いて、社畜の方によく見られがちなのが「勤務先や現ポジションに固執している」という事です。
これには様々な原因があると思いますが、その中でも「その会社やポジションがなくなると収入がなくなる」という事が大きな原因になっているように感じます。
人間は収入がなくなるという恐怖があると、自分の意見があっても衝突を恐れて発言できませんし、次第に波風立てないような当たり障りのないを行動するようになります。
その最たる例が銀行など旧型の企業だと言えるでしょう、これは半沢直樹の世界を見てもわかりますよね。
この問題を解決する為には、副業でも株でも何でも良いので、毎月安定して数万円でも稼げる仕組みを自分で作るべきです。
幸いにも最近では優秀な人材を確保する為に、副業解禁している企業も数多くありますし、もしあなたの会社が副業を認めていないならば転職エージェントに相談するのもありでしょう。
一旦他の収入源ができてしまえば、不思議と以前より伸々と自分の意見を発言できたり、パフォーマンスが上がってエキサイティングな仕事が舞い込んできたりします。
会社を辞めて無理にビジネスを始める必要はないので、サラリーマンという比較的守られた特権を利用しながら、今のうちにしっかり種まきするというのがポイントです。
転職市場で立ち位置を知る
最後に、社畜の方によく見られる傾向として「社内の立ち位置しか知らない」という事があります。
勘違いしている社会人の方が多いのですが、社内でニーズのあるものと転職市場などの社外でニーズがあるものは必ずしも一致しません。
社内でのキャリアアップや昇進を考えながら社内でゴマをすっていても転職市場では評価されませんし、仕事を通じて得たスキルや経験を見られる転職市場はもっとシビヤです。
今の勤め先が一生安泰という保証はありませんし、年齢を重ねれば重ねる程転職もしにくくなってきます。
その為、今すぐに転職を考えなくとも転職エージェントを通じて定期的に転職市場と関わりを持ちながら、自分の立ち位置を知って職業人としてのスキル向上に努力を継続するべきです。
オススメの転職エージェントの比較はコチラで確認できますので、ご参考下さいね。
まとめ
社畜が良いか悪いかという議論は色々ありますが、面白くてエキサイティングな仕事というのは世の中にたくさんあります。
せっかく人生の大部分を仕事で使うわけですから、楽しい時間にしたいものですよね。
ちょっとした変化の積み重ねが数年後には大きな結果として表れてきます、まずは今日から何か一つでも変えてみましょう。Good luck!