不要なミスなく依頼されたタスクを終わらせたいと思っていても、そういう時に限ってミスをしてしまう事ってありますよね。優秀で仕事がデキる人を思い浮かべてみると、間違いなく仕事で不要なミスが少ないという特徴が挙げられるのではないでしょうか?
でも、実際にどうやってタクスを行う上でミスや失敗を防いでいけばいいのでしょうか?
今回は、デキる社会人がやっている不要なミスを減らす習慣についてお伝えしたいと思います。
タスクの目的を理解する
今回は、上司から仕事を頼まれてクライアントへの提案資料を3日後に提出してほしいと言われたと仮定して話をしていきましょうか。まず、上司からどんなイメージで作成してほしいかという説明がありますよね。
その際に、やらなければいけない事は説明をただ単に聞くだけでなく、タクスの目的を明確にしましょう。例えば、新規契約をとる為の資料なのか、既存顧客に向けて契約継続を狙った資料作成なのか、同じ提案資料を作るにしても全然違います。
タスクを進める上で、実は相手が欲しい成果と自分がやっている事が違えば全く使えるモノになりません。タスクに手をつける前に、しっかり目的を明確にして「誰に向けた何の為の資料なのか?」を頭に浮かべるようにしましょう。
例えば、新規契約であれば競合と比較検討できるような要素を盛り込んだ方がいいでしょうし、契約継続を狙った場合であれば数字のフィードバックを見やすく作成して成果が出ている事をアピールする事が大事になるでしょう。
時間がないからとすぐタスクに手をつけ始めて、全体を把握せず細部の重要なところではないところをこだわりだしたりと時間を無駄に消費してしまう事がありますので注意が必要です。
進捗を共有しながら進める
3日後に資料を提出してほしいと言われたらどうしますか?一般的にミスや失敗が多い人は、律儀に3日後に上司にできあがった資料を提出しに行くでしょう。そして、その場で上司から「イメージと違ったのでもう一度やり直してほしい」と指示されて落ち込むケースもあるのではないでしょうか。
デキる人は3日後にデッドラインがあれば、1日目・2日目に自分の現状報告と今後取り掛かろうと思っている事を簡単にでいいので上司に相談しに行きます。そこで、「もう少しこう考えたらどうか?」や「こういう風に作ってほしい」というアドバイスや支持を受ける事ができます。
上司にほんの少し時間をとってもらって報告するのは容易でしょうし、そうする事だけで、途中で細かに軌道修正できるのでミスや失敗が少なくなります。
上司からすると相談や報告に来ず3日後にできあがったミスや失敗がある資料よりも、報告・相談しながら軌道修正しながら3日後にミスや失敗のない資料ができあがった方がいいと考えるでしょう。
ここで、仕事がデキる人とデキない人の差ははっきり出るので最初は慣れるまで意識してやる事が重要です。
一晩寝かせて確認する
時間がないと思って焦っていたり、疲労が溜まっていたりしてタスクを進めてしるとミスになりやすいですよね。
そういうケアレスミスを防ぐ為に、あえてできあがったタスクを一晩寝かせて翌日の頭が冴えている時間帯に、ロジックがちゃんと通っているか?タイプミスがないか?などをチェックする事をオススメします。
こうする事によってより洗練されたミスの少ない仕事ができるようになるでしょうし、仕事の効率も上がるでしょう。
まとめ
仕事がデキる人というのは決して昔から優秀だったわけだったとは限りませんし、大抵の場合は優秀な上司や同僚に囲まれて愚直に仕事の進め方を学んできたという方が多いです。
ミスや失敗が多いというのも極力減らすような仕事の進め方をすれば、自ずとあなたの評価も上がってくるでしょうし、面白い仕事に携われる機会も増えて良い循環が生まれてくるでしょう。
是非、ミスや失敗の少ない仕事のススメ方を身につけて大いに活躍して下さい。