「仕事に対するモチベーションが上がらない」や「仕事で疲れて勉強が続かない」といった社会人の方も多いと思います。
便利なモノが増えて何でもできるようになった状況においても「モチベーション」というのはなかなかコントロールできない厄介なものですね。
特に社会人になると疲れていても自分でモチベーションを上げていく必要があるので、なかなかハードルが高いのも事実です。
今回は、セルフモチベーションアップの方法について見ていきたいと思います。
モチベーションとは?
勉強ができる、仕事ができる、運動ができるといった背景にはどんなスキルがあるか?を考えた時に、一番基盤になるのが「モチベーション」です。
一般的には「意欲」や「動機づけ」と言われるもので、技術や資格などのハードスキルよりも実は何においても必要となるスキルになります。
人間というのは何も意識しないと怠けて過ごしがちですが、このモチベーションを持っている事によって新しい事にチャレンジできるようになったり、夢や目標に向かうパワーになるわけですね。
最近では、このセルフモチベーションというのが非常に注目されていて、その背景には「終身雇用のようなシステムが崩壊して、未来を自分で切り開いていく必要がある」という事が関係しているのかもしれません。
自分でモチベーションを上げる事ができなければ新しいスキルを学んでいく事もできませんし、スキルを習得するために必要な努力も継続できません。
では実際に、実用的な方法について2つ見ていきたいと思います。
時間のマジック
この「時間のマジック」というのは、時間のモノサシを変える事でモチベーションを上げるという方法です。
例えば、目の前の事に追われていたり、日々の仕事に悩殺されそうになって心が折れそうになっている時には、あえて5年・10年という中長期スパンで物事を考えてみるといった具合ですね。
この事によって、俯瞰的に物事を考える事ができますし、気分が楽になるのでモチベーションアップに繋げる事ができます。
また、逆に「将来が不安」と漠然と感じている人には時間のモノサシを短くして、今日や今週というスパンで一つ一つできる事を積み上げていくという事がオススメです。
これは、漠然とした大きな不安や悩みを具体的に目に見える単位で考える事によって、不安の解消になりますし、できた実績を積み上げる事によって自信にも繋がります。
空間のマジック
時間のマジックと合わせて「空間のマジック」という、視野や視点を調整するという方法でもモチベーションアップする事ができます。
例えば、仕事で失敗して落ち込んでいる時にYoutubeなどでNASAの宇宙動画などを観てみて下さい。
不思議と自分の失敗や悩みが小さい事のように思えて、モチベーションを取り戻すキッカケにもなります。
また、逆に「とにかく成長したい」や「スキルを身につけたい」と漠然と考えている人には、あえてスコープを狭めて何か一つの事に集中して時間を投下し、一気にやり遂げるという事もできます。
一つの事で成功できれば、また成功の感覚を味わいたいと思い、モチベーションの燃料になるでしょう。
まとめ
自分でモチベーションをコントロールできると、見違えるように自分自身に変化が生まれるようになります。
良い方向に変わり始めると、どんどん新しいチャレンジもできるようになりますし「これは無理」と思っていた夢や目標に対しても、少しづつ近づけるという事が実感できると思います。
個人的には、社会人の必須スキルの中に「セルフモチベーションアップ」があってもおかしくないと思うぐらい重要なスキルだと感じていますし、なかなかこれができる人がいないのも事実です。
是非、自分自身のモチベーションをコントロールしてより楽しい社会人生活を送りましょう。Good luck!