働き出して数年経つと一緒に働いていた同僚が昇進してスタッフからリーダーやマネジメントのポジションにつくようになったりと、徐々に周囲に変化が起きてきますよね。
出世は早い人と遅い人もいると思いますが、出世できる人に共通して持っているものって何なのでしょうか?
私の同僚でも最年少で昇格する人がいたり、出世して社内の重要なプロジェクトにアサインされるようになったりしていたのですが、よくよく考えてみればすごくシンプルな条件というか、必ず当てはまるものがありました。
今回は、出世する人が持ち合わせているものについて考えていきたいと思います。
とにかく実績を残す
今となっては懐かしいですが、新卒の頃に上司に「どうやったら出世できますか?」と聞いた事があります。
その時に揃って出てくる回答は「とにかく結果を残す事」というものでした。
この「結果」というものに関しては、業界や職業・職種によってもちろん異なりますが、特に出世が早い人は確かに結果に対して圧倒的な意識を持って仕事に取り組み、ことごとく結果を残しているように思います。
意識の違いというのは本当に差が大きく開く部分で「どうやったら出世できるか?」という目標に対して「結果を出す」という手段が明確に腹落ちしているので、当時から周囲とは全く違った仕事ぶりで小さな挫折や失敗にも目もくれませんでした。
結果については、営業であれば契約をとってきて売上を伸ばす事かもしれませんし、コンサルティングであれば自分が提案したものが採用されて実行された事かもしれませんね。
やっぱり結果にこだわっている人は強いですし、みんな楽しそうに仕事をしている傾向にありますよね。
人間関係を良好に保つ
出世できる人ほど、人間関係を大切に考えている人が多いです。
これはただ単にExternal Customer(外部の取引先)という事だけでなく、Internal Customer(上司や同僚)に対しても非常に立ち回りに意識をして仕事に取り組んでいる傾向にあります。
例えば、仕事を依頼された場合でも、ただ単に言われた事に答えるのではなく期待以上のアウトプットを返すという癖がついています。
仕事内で期待以上のアウトプットを返す癖がついていると自然と周囲からの評判も高くなり「○○は優秀だね」と徐々に噂も広がってきます。
そうなると仕事の依頼も増えて好循環のサイクルに入る事ができ、どんどんスキルアップする事もできます。
社外と社内を分け隔てる事なく丁寧に対応するように心掛けていると、必ず周囲の見方が変わってくるのを実感する事ができるでしょう。
アグレッシブに動く
出世する人の特徴として良い意味でガツガツしているという事が挙げられます。
もちろん、輪を乱してガツガツ行き過ぎると嫌われるのですが、自分から進んで「何かお手伝いできる事はないか?」と聞きに行ったり、自分が成し遂げた事をアピールするのも大事です。
特に外資系企業のような結果が求められる職場では、自分がやって結果を出した事は自らアピールしていく姿勢が重要になります。
日本はまだアピール力に長けた人は少ないですが、これがアメリカなどにいくとみんな良い意味でガツガツしていて逆に気持ちが良いです。
こういう風に良い意味でアグレッシブに動く癖をつける事で出世しやすくなります。
まとめ
出世するには、一つの要素ではなく複数の要素を持ち合わせている事が重要です。
実績を残していても社内に敵が多いと昇進のハードルが高くなる場合もありますし、人間関係は良くても自分が出した結果を上手くアピールできないと周囲に埋もれてしまいます。
例えば、こういった訓練をする場として転職して新しい環境で上記の3つを心掛けながら毎日過ごしてみるのもいいと思いますし、今働いている環境で意識を変えてみるのもいいでしょう。
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