インターネットの発展によって場所に縛られず仕事ができるようになりましたし、最近では自由な働き方がより注目を集めるようになってきました。
この流れはどんどん加速していて2017年からついに企業での副業解禁の流れが出てきましたよね。いきなり、企業が副業容認しだしてどうしたらいいのかわからない方もいるかもしれませんが、せっかくの機会なので活用するしかありません。
今回は、そんな社会人の副業について見ていきたいと思います。
副業禁止の固定概念を取り払う
日本でも多くの企業が副業容認をうたって人材を確保するような流れになってきました。これは大企業に限らず、ベンチャー企業でも進んでいます。
ここにきていきなり副業OKとなったわけですが、実際に副業解禁の背景にはどんな背景があったのでしょうか?個人的には二つの大きな要因があると考えています。
どうにかして優秀な人材を確保したい
「インターネットがあればどこでも仕事ができる」という言葉にもある通り、インターネットが人々に様々な選択肢をもたらすようになりました。
例えば優秀なソフトウェアエンジニアであれば、企業に勤務して給料をもらうよりも、個人で仕事をした方がより報酬を手にする事ができますし、場所に拘らず仕事を選べるようになりました。
企業側はどうしても優秀なソフトウェアエンジニアを確保したいという考えもあるので、そう考えた時に副業OKと条件を緩和しておいた方が優秀な人材にとっては魅力的にうつるケースもありますよね。
その他で少し具体的な例をあげるとすると、金融界で有名な山崎元さんでしょうか。山崎さんは転職を12回経験していますが、企業に勤務しながら執筆や講演等も行っていました。
転職する時の条件として、ベース給は下げてもいいのでサイドビジネスを継続する為にフレキシブルな勤務体系を企業に条件として提示しました。現在は楽天証券で勤務する傍ら副業も行ってらっしゃいますが、トータルの給料は下がっておらず、むしろ上がる活躍ぶりをなさっています。
終身雇用システムが崩壊した
今までは会社で仕事をしなが10年後に課長、20年後に部長というように会社の中でのキャリアパスが用意されていました。それは、高度成長期のお陰で多くの企業で右肩上がりの業績が実現できていたからですね。
会社は、自分の頭で考えて動ける人材というよりもしっかり働いて、しかも転職しないような人材を好んでいたわけですね。しかしながら、経済の停滞期を迎え、メインマーケットであった日本市場も縮小し始めました。
すると、企業の業績は悪化し、一つの会社で新卒から定年退職まで面倒を見るという終身雇用の維持ができなくなりますよね。その為、そんなに多くの給料は払えないし、副業してスキルをつけ、尚且つ外部でも収入源を見つけてやっていってくれという都合で企業側が副業を解禁したという事です。
働き方はもっと自由でいい
上記の例を見てもわかるように、時代や経済状況といったマクロの世界もこの20年間で大きく変わりましたし、ミクロで見てもユニークな企業が出てきたり、多様な働き方を認めるような時代になってきました。
という背景があるので、この副業OKという流れには乗るしかないという事がおわかりいただけましたでしょうか?
ちなみに、あなたが現在勤務されている会社は副業OKでしょうか?もし、まだ副業が解禁されていないようであれば何故ダメなんでしょうか?せっかくの機会なので上司に聞いてみて下さい。
どうやって見つければいいの?
今までずっと長い間一つの会社で働かれてきた方は、なぜ副業がダメなのか?という問いに対して答えられる人はかなり少ないでしょう。
という状況なので、もう旧形態の社内に閉じこもっている場合じゃありませんよ、どんどんアクティブに動いて楽しい仕事を見つけていきましょう。
でも、そもそもどうやって副業OKな会社を見つけていけばいいのかと悩まれる方もいるかもしれません。そんな時は、転職エージェントに聞いてみるのをオススメします。オススメの転職エージェントは下記にリストアップしておいたので、ご活用下さい。
まとめ
ある有名な企業のCEOが優秀な人の定義を聞かれて「柔軟に対応できる人」という発言をしていました。まさにその通りで、守りに入らず常に能動的に、そして柔軟に自分を変革しながら時代に合わる事ができる人が重宝されるという事ですね。
是非、自由な働き方を手に入れて楽しい仕事をしましょう。