仕事が早い人・遅い人・自分でどんどん進める人・確認しながら進める人など仕事上では様々なタイプがいますね。そんな中、今まで仕事をしてきた中で「この人仕事がデキるなぁ」と感じた人ってどんなスキルを持った方だったでしょうか?
私自身も様々な方々とプロジェクトを通じて一緒に仕事をしてきましたが、仕事がデキる人が必要条件として持っているスキルって何だろうなと考えてみました。
今回は個人的に考えた、仕事がデキる人が持っている3つのスキルについて見ていきたいと思います。
自分の意見を持っている
仕事がデキる人はしっかりと自分の意見を持っています。何故これが重要なのかというとその方の意見の背景に、ただ単に仕事をこなしているというだけでなく、普段から自分で考える癖がついているという事が伺えるからです。
これは日本にいるとあまり感じる機会は少ないかもしれませんが、例えば海外での会議に出席すると発言しないのはいないと一緒と言われると言われるぐらい自分の意見を求められます。
また、仕事がデキる人は「社内での問題は何か?」という単純な問いについても「経営者が良くないんですよね」という原因だけではなく、「どうやったら改善できるのか?」や「なぜそう思うのか?」という事まで日頃から意識を持って仕事に取り組まれている方が多いです。
その為、例えばいきなり何らかの理由で社長代理を担わなければいけないタイミングがきたとしても、普段考えている事でやるべき事が明確になっているので、落ちついて実行し結果を残せる確率が高いです。
意見を構造化する事ができる
仕事がデキる人は「意見を構造化できる」スキルを持っています。これは意識するかしないかで大きく変わってきますし、訓練すればできるようになります。
例えば、先程の例をとって考えてみましょう。下記の二つを比べてみれば一目瞭然ですね。これは、国内ではもちろん海外で英語のハンデがある場合などにもかなり役に立ちます。
質問:社内でも問題は何か?
答え:経営者に問題があると思います。例えば、〜〜〜は良くないと思います。あとは、〜〜〜っていうのも最悪ですよね。
下記は、話の構造が整理されていていますし、聞き手側も要点を掴みやすいですよね。
質問:社内でも問題は何か?
答え:経営者に問題があると思います。理由は大きく3つあります。①〜〜〜②〜〜〜③〜〜〜
図解力があって正しく伝える事ができる
意見があって意見を構造化できると最後は、「図解を用いて正しく説明できる」スキルが重要になってきます。基本的に、意見と構造化するというのは自分の中でやる事ですが、図解を用いて説明するというのは相手に意見を伝える為のアウトプットになりますし、仕事がデキる人はこのスキルに長けています。
どんなに仕事が上手くいっても説明ベタであれば、相手を納得させて動かす事はできませんよね。図解力こそまさに、グローバルなサポーティブツールで自分が伝えたい事を図解できればかなり伝わりやすくなりますし、聞き手の頭に残るようになります。ここは、非常にセンスが問われる部分でもあります。
ちなみに、周りの意見を図解化して整理するだけでは存在感は出ないので、あくまでも「伝えたい事がある」というのが前提になりますので気をつけましょうね。
まとめ
仕事がデキる人の条件として必要条件と十分条件があり、もちろん上記以外にも様々な仕事がデキる人が持っているスキルはたくさんあると思います。
上記で述べた3つは国内だけでなく、海外に出ていって日本人だけではない環境で仕事を進めていかなければいけない時にも非常に役立つスキルになりますので、必要条件と言っても過言ではないでしょう。
特に海外では英語のハンデがある方もいますが、基本的に自分が伝えたい事が明確で、わかりやすく伝える事ができるスキルがあれば逆に言うと世界中のどこでも通用します。
しっかり強みを作って、仕事がデキる人材を目指しましょう。