20代のベンチャー・スタートアップ勤務者が更にキャリアアップする為の方法

20代でベンチャー・スタートアップにてチャレンジされているのは非常に優秀な方々とお見受けします。

特に20代では大企業などのオファーも多い中で、あえてベンチャーを選ばれている事は素晴らしい事だと思います。そんな方々が今後更にキャリアアップしていく為にどういったキャリア戦略がとれるか？

今回は、20代のベンチャー・スタートアップ勤務者が更にキャリアアップを目指す方法について考えていきたいと思います。

優秀な中途が途中から入ってくる

企業というのはステージがあって、人の入れ替わりや規模の拡大によって社内の環境や雰囲気が変わっていきます。

特にベンチャーがこれから本格的にIPOというステージに入ってくると、非常に多くの変化が同時に起こって社内の景色が目まぐるしく変わるようになります。

創業して数年の頃は全員一丸となって売上向上を目標にしていたのに、IPOが近くなってくると「古株」という言葉もあるように創業期からいるメンバーが変な権力を持ち始めて社内で軋轢が生まれたり、そういった問題を創業メンバーがマネージできなくなってしまったりするケースもよくあります。

20代でベンチャーのこういった側面を経験できる事は非常に有意義なのですが、企業の成長に合わせて大型の資金調達をしたりすると社内の重要なポジションに優秀で経験豊富な中途がいきなり入ってくる事が往々にして起こります。

「成長できる」と思ってベンチャーで働いている方も多いかもしれませんが、外部から入ってきた優秀な中途にスキルでは敵わないという事もあって次第と面白いポジションからフェーズアウトしまったりというリスクもあります。

こういった事は、企業のステージが目まぐるしく変わるベンチャーの醍醐味という見方もできますね。

ベンチャーを転々とするキャリア

ベンチャーの急成長で一番ワリを食うのは、実は創業から今まで重要なポジションを担って頑張ってきたメンバーだったりします。

一番泥臭いステージを乗り越えてやっと企業が急成長のステージに入り、もうすぐでIPOと思っていると途中から中途がどんどん入ってきて、そのスピード感に脱落してしまう人も少なからずいます。

嫌気がさして、途中で転職してまた創業間もないベンチャーで同じようなステージを経験するような方もいます。

一見、ベンチャーにいるとエキサイティングで成長しそうな感じはしますが、フェーズが変わるステージでついていけず、結局役職や役割が変わらないままいるといつかはキャリアでも頭打ちになります。

ではどうするか？

20代をベンチャーで過ごすという向上心のある方は、事業企画や経営企画といった会社の重要なポジションに興味を持っている方も多いでしょう。

そういった方には一度ベンチャーから転職して戦略・総合コンサルティング(マッキンゼー・BCG・ベイン・デロイト・PwC等)で一度修行する事をオススメしています。

20代をベンチャーで数年間過ごした方というのは、不安定な環境であってもエグゼキューション能力が申し分なく、メンタルが強い方も多いです。

そういったスキルに＋αで戦略・総合コンサルティングで経験を積む事で非常にエッジが効いたキャリアにもなりますし、事業企画や経営企画というポジションでのオファーも格段と増えます。

もちろん結果を出してナンボですが戦略・総合コンサルティングで働く事ができると、年収アップの転職オファーも増えてくるでしょうし、キャリアパスも広がるでしょう。

まとめ

数年前までは、大企業の方が安定しているし教育制度も整っているからと言っていた方々も、最近では大企業もいつ倒産するかわからないから安定なんて幻想だ！と言っていたりします。

そんな中で、ベンチャーで数年間過ごした経験というのは非常に貴重です。だからこそ、更にキャリアアップを狙う為に一度戦略・総合コンサルティングを経験する事は、長い目で見てもベンチャー経験しかないよりもキャリアにプラスに働くでしょう。

下記にオススメの転職エージェントを挙げておきましたので、すぐの転職は考えていないという方でも是非一度登録してキャリアアドバイザーと話をしてみましょう。

また、普段とは違った転職市場の情報が聞けて非常に有意義な時間を過ごせるのでオススメです。