今までプロジェクトや採用活動を通じて様々な方とお会いしたり、仕事をする機会に恵まれました。
プロフェッショナルとしてかなり優秀な方が多くて学ぶ事が多かったのですが、一方でたまに仕事のペースやスタイルが合わないと感じる方もいました。
別に経歴やキャリアがどうというわけではないのですが、自分なりに考えてみるといわゆる大企業と言われる企業勤務で転職経験なく長く働いている方と仕事をしていた時によくその違和感を感じていた事に気づきました。
今回は、そんな方にフォーカスを当てて見ていきたいと思います。
守備範囲が狭い
個人的に、プロフェッショナルとして仕事ができると感じる方の特徴として「情報感度が高くて、話が面白い」というのがあると感じます。
常に外部にアンテナを張っていて情報に敏感で、面白そうな事があれば自分からどんどん体験しにいこうとします。
例えば、転職などは良い例でエキサイティングな職場や会社があれば、自分から行動を起こして働いてみようと動くわけですね。
その行動力もさすがなのですが、やっぱり実体験というのは話をしていてもリアリティがあって一番面白いんですよね。
逆に、転職経験がないいわゆる大企業勤務の方によく見られるのは「アレって○○らしいよ?」と他人の受け売りばかりで、一向にリアリティを感じる事ができません。
もちろん、社内の噂や事情といった話題には強いのですが、外部の話となると全く知らずコミュニケーションがとれなくなったりする場合もあります。
普段は大企業の看板があるので周りにチヤホヤされていますが、看板がなくなって一人のビジネスパーソンになった瞬間に誰も相手してくれないという事に気づいて愕然する方が多いです。
主体性がない
仕事がデキる人は「主体性をもって自分でガシガシ仕事を進める」という特徴があります。
一方で、転職経験のない大企業勤務者によくある傾向として、何としてでも自分が責任をとらなくて済むような形をとろうとします。
大企業であればチャレンジして失敗するよりも、言われた事を確実にこなす事が評価にも繋がりますので、大企業勤務期間が長いとどんどんリクスから遠い人種になってしまいがちです。
最近ではこういった主体性のなさを解消しようと、大企業でも若いうちからどんどん出向させて現場経験を積ませたりしていますが、まだまだ多くの大企業では古い習慣が残っていると感じますし、中には自分で仕事を前に進めるという事が苦手な人も多いです。
泥水をすするような仕事が苦手
仕事ができる人は物事を達成させる為に「泥臭い事でも進んでやろうとする」という特徴があります。
一方で、大企業の働き方に慣れてしまって転職経験もない方は綺麗な仕事を好み、泥水をすするような仕事を丸投げしようとします。
これは転職していない理由にも繋がると思いますが、いわゆる大企業のプライドが邪魔して、気づかぬうちに組織の歯車になってしまっているんですね。
プロジェクトでも「口は挟むけど、自分で実行できない」という人がいるように、大企業の仕事の進め方に慣れてしまうとゼロから事業を立ち上げて何が何でも達成するというマインドや行動は身につきにくくなります。
まとめ
今回は、色々書きましたが転職経験がなく大企業で長く働いている人にはくすぶっていてもったいないとお伝えしたいです。
大企業の看板だけでご飯が食べれる時代はとうの昔に終わりました。
これからの時代は、いかに修羅場に自ら突っ込んでいけたかという経験がモノを言う時代になります。
しかしながら、大企業出身者というだけで転職先から大きな期待を寄せられるのも事実なので、そのプレッシャーを感じながら仕事に励めば自分自身の成長もストレッチさせる事ができ、よりチャンスも広がるでしょう。
一つの企業でぬくぬくやってないで、どんどん新しい刺激を求めて転職でも何なりアグレッシブにチャレンジしていきましょう。
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