最近、特に社会人になってから海外留学をしてみたいという方から相談を受ける回数が増えてきて、基本的には社会人留学は大賛成のスタンスをとるようにしています。
しかしながら、なかには「この方は留学しない方がいいのではないか」という方がいるのも事実です。
社会人留学は非常に有意義な機会ですが、今後に活かせるような経験にしないと「何の為の留学だったんだ?」と大事な時間を無駄に過ごしてしまうリスクがあります。
今回は、社会人留学をしない方が良い人の2つの特徴について見ていきたいと思います。
社会人留学をしない方が良い人の特徴とは?
日本から離れて海外で生活するという事は、文化・人種・習慣など何もかもが違って「地方から上京する」以上のカルチャーギャップを感じるケースが大半です。
年齢が上がるにつれて価値観も固まってきて、新しい環境へ順応する難易度も上がってくると言われていますので、海外留学を考えている方はできるだけ早いタイミングで行く事をオススメしています。
また、私が見てきた中で社会人留学をしない方が良い人の特徴として下記のようなものが挙げられます。
目的が定まっていない人
海外映画やドラマを観ていて海外留学に幻想を抱く方もいるかもしれませんが、現実は結構シビヤです。
というのも、海外留学に来たからと言って英語が急に喋れるわけではありませんし、大きく成長できるというわけでもありません。
そんな理由から、留学前と留学中に大きなギャップを感じてダラダラしてしまう人がいます。
社会人のキャリアの選択肢としては、勤め先の会社で昇進を目指すのもありますし、転職して新たなキャリアを切り開くのもありですよね。
そういった選択肢がありながらも社会人留学を選んだという事なので、しっかりした目的意識が重要になります。
目的意識がなく海外留学してしまっている人は途中でフラフラしてしまったり、遊んでしまって散財したりしてしまう事も多いです。
ただ、「たまたま歩いていてNYに辿り着いた人はいない」という言葉もあるように、多くの社会人留学生は強い目的意識を持って自費留学で来ていますので、一回りも二回りも成長して帰国される方が多いのも事実です。
消極的な人
社会人留学を考えている人なので積極性がある方が大半ですが、なかには「留学した方がいいですかね?」と受け身で考えている方もいます。
そういう姿勢であれば、海外留学に行ってからも非常に苦労するケースがあります。
もちろん、海外留学が始めての方は慣れるまで少し時間が掛かりますし、なかなか輪の中に溶け込めないような方もいますが、せっかく社会人留学するのであれば何事も積極的にいく姿勢が重要になります。
もちろん、最初の方は英語力が足りないから消極的になってしまう事も理解できますが、消極的な姿勢が続いてしまって「消極的なヤツ」とクラスメイトから見られてしまって友達も増えにくくなってしまう人もいるんですね。
印象というのは非常に大事なので、嘘でもアクティブに振る舞って積極的に輪の中に入ろうとしないと日本と違って助けてくれる人がいません。
自分が気にしている程、みんなは英語力を気にしていないケースがほとんどなので、堂々と自信を持ってガツガツいける人が社会人留学で成長して帰国している傾向にあります。
まとめ
社会人留学という選択肢は非常に魅力的なオプションの一つだと思います。
しかしながら、目的が定まってなかったり、ずっと消極的なままでいると留学のメリットを最大限活かす事ができなくなるリスクも頭に入れておかなければなりません。
「こんなはずじゃなかった」や「留学より転職の方が良かった」とならない為にも、事前にしっかり準備をすれば非常に有意義な社会人留学になるはずです。
今、検討中の方も是非思い切って社会人留学という選択肢を選んでいただいて、人生の糧にしていただきたいと思っています。Goog luck!