ビジネスパーソンがキャリアを広げていくには、英語ができるというのは非常に大きな武器になります。
もちろん英語だけできても効果は薄いですが、仕事もできて+αで英語もできるとなると転職のチャンスも格段に増えていきます。
でも、英語が必要な事はよくわかってるけど、
「ビジネスパーソンにオススメの英語教材は?」
と悩んでおられる方も多いかもしれませんね。
今回は、ビジネスパーソンにオススメの英語教材「Earnings Call」について見ていきたいと思います。
Earnings callとは?
まず、Earnings Callとは何か?についてですが、主に米国の上場企業が4半期に一回、電話やWebcastを使って行う投資家向けの収支報告になります。
これは、日本の上場企業で言うところの決算説明会のようなものと考えれば理解しやすいですかね。
このEarnings Callでは、実際に企業のCEOやCFOが直近のビジネス状況やこれからの展望について話すのですが、投資家にとっては企業のトップから直接説明を聞ける貴重な機会となっています。
Earnings Callでは投資家とのQ&Aセッションもあるので、機関投資家が企業のトップに電話を繋いで直接質問したりするような場面もあってやりとりが面白いです。
こういった内容盛りだくさんのEarnings Callが各企業のホームページで公開されていて、いつでも録音音声が聞けるようになっていますし、スクリプトをアップロードしている企業もあるのでいつでも参考にする事ができます。
生のビジネス英語に触れる
ビジネスパーソンが英語を学習しようと思った時に一番陥りがちなのが「英語を学ぶ勉強」になってしまう事で、文法や単語を勉強し始めても結局興味がなくなくなって長続きしなくなってしまう事って多々ありますよね。
そういった事を防ぐ為にも、ビジネスに活きそうな内容を「英語で学ぶ」ようにすれば興味も湧いてきますし、生のビジネス英語に触れる事ができるので長続きしやすいです。
Earnings Callを使えばフォーマルなビジネス英語を学べますし、相手の顔が見えない電話やWebcastで実施されるので、より集中してリスニングができる機会になります。
具体的な探し方
さて、では実際にどうやってEarnings Callを探していけばいいか?という事について少し見ていきましょう。
まずは、興味がある米国企業を決めるところからです。
アメリカにどんな企業があるのか知りたいという方は、年に一回アメリカ企業の総収入でランキング付けされるFortune 500を参考にしてみましょう。。
実際には、Fortune 500と言われている大企業でも聞いた事もないような企業名も結構あったりするので、サイト見てるだけでも結構楽しめます。
実際に興味がある企業が決まったら、次はその企業のホームページを検索してみましょう。
Earnings Callのマテリアルはだいたいの場合、Investor Relations(IR)というページにまとめられています。
例えば、フェイスブックのinvestor Relations(IR)関連は下記ページになります。
Facebook Q2 2017 Earnings Call
Facebook Q2 2017 Earnings Call Transcript
これで、やっと準備が整いましたね。
上記の英語教材を使ってリーディング・リスニングのスキルを高めていきましょう。
まとめ
繰り返しになりますが、ビジネスパーソンが英語を学習する際には「英語を学ぶ」より「英語で学ぶ」という事が重要になります。
その為、このEarnings Callは米国企業のビジネスに触れながら生のビジネス英語を学ぶ事ができますし、ビジネスパーソンにとっては最高の英語教材になります。
ちなみに、英語のライティングとスピーキングの強化方法については下記にまとめていますので参考にしてみて下さいね。
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是非、Earnings Callを使いながらビジネスで使える英語を身につけていきましょう。Good luck!