「中学校から10年間英語を勉強してきたのに全然上達していない」「英語を話すのが苦手」という社会人の方は多いと思います。かくいう私も学生時代に「英語を使う仕事に興味がないから必要ない」と考えて、英語学習を中断した側の人で社会人になってからどれだけ後悔したかわかりません。
私は、当時そんな状態だったのですがいざ英語を必要とする環境に飛び込んでみると英語でコミュニケーションをとる事の楽しさに気づきました。
また、実際に私の職場では「元々英語が苦手」という同僚が多かったものの数年後には英語の会議も仕切るほど英語が上達した同僚の成長も間近で見てきました。
今回は、そんな私の経験から英語が上達する人の3つの特徴について見ていきたいと思います。
英語が好きな動機がある
英語の上達が早い人の最初の特徴は「英語が好きな動機がある」という事です。例えば、海外のドラマや映画を観るのが好きという方もいますし、単純に外人が好きという方もいますし、実際に仕事で英語を使うようになって「案外楽しいな」と実体験から英語を前向きに捉える事ができるようになった方も様々です。
ずっと日本で生まれ育ったいわゆる純ドメスティックな私たちは残念ながら「気がつけば英語を使えるようになった」という方はかなり少数派だと思います。だからこそ、少しでも英語という言語を好きになっていつも身近にあるという方であるからこそ、英語の上達が早くなる傾向にあります。
必要に駆られてて必死に学んだ
冒頭にも話した通り、私が一緒にプロジェクトをした同僚には「必要に駆られて必死に学んだ」という方が多いです。元々あまり海外や英語には興味なかったけど、実際に仕事で使うようになって必要に迫られて泣きながら学んだというケースですね。
私の同僚にも英語が苦手だったけど海外のクライアントにプレゼンする事に急遽決まって、仕事が終わってから会議室に閉じ籠もってずっと声に出して暗唱しながら、当日までひたすら丸暗記している同僚もいました。
私もこの経験はありますが、なりふり構わず取り組むので余計な事を考える暇がないとかえって良かったりしますし、実はお尻に火がつく事が一番英語上達の近道だったりします。よく日本でも活躍されているCEOの方がいますが、英語で苦労したエピソードについてはよく聞きますよね。
人の英語力を批判しない
英語の上達が早い人は「人の英語力についてどうこう言いません」。逆に英語の上達が遅い人ほど、自分の事は棚に上げて「あの人の発音はひどい」とか「文法がめちゃくちゃだね」とか平気で言ったりします。
英語が苦手な社会人の方の周りでもこういった良くないタイプの方は多いのではないでしょうか。これではせっかく英語力を伸ばしたいと考えていても経験則からあまり伸びません。
英語の上達が早い人は、他人の英語力を批判するよりも英語が上手い人がいると真似しようとします。私の同僚でもTEDでカッコ良いスピーチをしていた有名企業のCEOの英語を一言一句間違わずになりきって真似しようとしていた同僚もいました。
そういう同僚は例外なく、メキメキと英語力を伸ばしてクロスボーダービジネスも中核の存在を担うようになっています。
まとめ
個人的には、いくらインターネットやAIが発達しようとも英語力が今後必要なくなるというのはないと考えていますし、逆に重要度が増してくるとすらとも思っています。
やはり言語はヒューマンタッチの最たる例で感情を伝えるのに重要な役割を果たしますし、何より翻訳機能が進化してもそれ自体が合っているか間違っているかの判断ができないと、ブラックボックスになってしまいそれほど怖い事はありませんよね。
しっかり英語力をつけて、グローバルな舞台で活躍しましょう!Good luck!