多くの社会人の方と話をしていると転職やキャリアといったような話もありながらも、やはりみんなが一番気にしているのは「お金」の問題です。
一般的には金融機関などで、純金融資産を1億円持っていればお金持ちという定義になっているのと、ビジネスパーソンで言えば年収3000万円ぐらいからがお金持ちの部類に入ると言われています。
お金持ちに到達するのはかなりの年数が必要になりますが、実際には少なからず30〜40代でも年収3000万円稼ぎながら純金融資産1億円以上持っている方もいるのが事実です。
この差にはどういった違いがあるのでしょうか?
今回は、お金持ちになる人となれない人のちょっとした違いについて見ていきたいと思います。
節約vs種まき
日本ではお金の話についてはタブー視されている傾向にありますが、アメリカ等の海外先進国では投資や資産運用について個々が積極的に行うような土壌が整っています。
実際には、アメリカ人と結婚した日本人の方が「婚約相手の資産が自分の10倍はある」と驚かれたという話もあるほどです。
この差とは何なのでしょうか?
それはお金持ちになる人は「お金は増やすもの」で、お金持ちになれない人は「お金は貯めるもの」という考えがあるように思います。
具体的に言うと、お金持ちになる人は資産性のあるものに投資という種まきをしています。
これを職業で言うと起業家や投資家といった方々で、5年後10年後を見据えて資産を運用しているという事ですね。
お金持ちになる人は投資が「複利」で増えていくという事、また収入を増やすには配当(インカムゲイン)か売却益(キャピタルゲイン)しかないという事実を理解しています。
しかしながら、お金持ちになれない人は節約する事がお金持ちに繋がるという幻想をお持ちの方が多いです。
友人や同僚からも「○○は〜〜で買ったら1000円安かった」や「今日はディスカウントで安い」といったような言葉を頻繁に聞く方もいるかもしれませんね。
良い意味でも悪い意味でも身の丈に合った生活をしているので、ローリスク・ローリターンでお金持ちになる事はできません。
貧乏思考vs投資家思考
実際には、お金の使い方についてもちょっと違った思考法の違いが表れていて非常に興味深いです。
例えば、車を買うというシーンを想像してみましょう。
同じ大学時代の同級生で起業家として成功している友人と、一般企業で働く友人がいたとしてどんな車を買うかという場面。
下記を見ていただければわかりますが、一般企業で働く友人は貧乏思考になってしまっている一方で、成功している起業家の友人は、お金で時間を買うといういわば投資家的な思考になっている事に気づきますね。
一般企業に勤務する友人
新しい車がほしい
↓
車は高い買い物なので、予算をちゃんと決めて予算内で車を見つけよう
↓
予算オーバーしてしまうので、今回はちょっと安っぽい車になってしまうけど我慢しよう
成功している起業家の友人
新しい車がほしい
↓
車内でリラックスしたいし考え事もしたいので、高くても静かで良い車がいいな
↓
今回は予算オーバーになってしまうけど、静かな車内で新しいアイディアを考えて10億円のビジネスにすればプラスになるからいいや
まとめ
お金持ちになりたいと思っていても、小手先のテクニックに終始してしまって本質を見抜けない方が多いです。
本質をしっかり抑えておけば、自分が今何をしなければいけないかというのが見えてきます。
もし、お金持ちになりたいけど何をすればいいかわからないという社会人の方は、外資系企業に転職して年収3000万を目指すというのもいいでしょうし、働きながら副業して収入源を増やしていくというものいいでしょう。
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