あなたの目標や叶えたい夢とは何ですか?
「目標や夢があるから頑張れる」という事は言われればわかるのですが、普段忙しく仕事をしているとなかなか中長期的な視点で物事を考える機会というのは少なくなってしまいます。
もちろん、今の仕事を100%やるという事は大事なのですが、それ以上に今の延長線上にどういった事があるのかという事を考える事が今後のキャリアや仕事にも繋がってきます。
今回は、ソフトバンク孫社長が立てた壮大な野望を参考にしながら「目標」について考えてみましょう。
とにかく壮大な目標を描く
有名な言葉で「アポロは月に行きたいと思ったから月に行けた」というのがありますよね。
言い換えると「たまたま歩いていたら月に行けた」という事なんてないという事ですね。
これは、私たちにも言える事ですが「何かを達成したい」とか「何かがほしい」といった目標や夢を持つ事が物事を達成する為の第一ステップになるという事ですね。
ちなみに、下記の目標はソフトバンク孫社長が19歳のアメリカ留学中に作ったものですが、すさまじさを感じると共に今のアクションを見れば忠実にこの計画に沿っているという事がわかります。
人生の50年計画
20代で名乗りを上げ
30代で軍資金を最低でも1,000億円貯め
40代でひと勝負し
50代で事業を完成させ
60代で事業を後継者に引き継ぐ
人間が無敵の時とは
今、「仕事が辛い」とか「仕事を辞めたい」と考えている人もいるかもしれません。
「人間が唯一無敵に慣れる方法」は、「達成したい目標」を持った時です。
逆にこの部分がはっきりしていないとゴールのないマラソンと同じでモチベーションが湧きませんよね。
そういった事を考えても孫社長が持っている目標というのは、目標を達成する為の何よりのモチベーションや活力になります。
知っている方も多いと思いますが、下記は孫社長が実際に行ったチャレンジで代表的なものになりますので見てみましょう。
一年間発明を続ける
孫社長が大学在籍時に「アルバイトなんかでは一向に貯まらない、しかし新商品の発明をして世の中に広める事ができれば一気に儲ける事ができる」という発想し、一年間毎日1つずつ発明を続けるという事を決意しました。
一年経つと300個ほどの発明ができ、その中にあった音声装置付きの多言語翻訳機という発明をシャープに売り込み、1億円で売却するという偉業を成し遂げました。
すごいとして言いようがないですが、これはまさに20代前半で目標を達成する為にとった大きなアクションですよね。
スティーブ・ジョブズに直談判
孫社長が40代の時には、社運を掛けたモバイルビジネス参入時に武器が必要だと思い、スティーブ・ジョブズに直接会いに行くというストーリーがあります。
「iPhoneを日本で販売させてほしい!」と直談判し、その際にスティーブ・ジョブズから「キャリアすら持ってないじゃないか」と言われます。
しかしながら、「もしキャリアを持ってきたら約束を守ってくれ」と言い放ち、実際にその後2兆円を投じてボーダフォンを買収してスティーブ・ジョブズを納得させたのはご存知の方も多いはず。
40代でのひと勝負というのは、まさにこのiPhoneの出来事が大きかったですね。
実現可能な小目標を作る
孫社長の例を見てもわかるように、大きな目標を小さくて達成できそうな目標へとブレイクダウンしている事がわかりますね。
例えば、20代前半の例を見ても「1億円の発明をする」というところではなく「毎日発明を続ける」という達成可能な目標に置き換えて、小さな達成を繰り返しながら結果に近づいていきました。
大きな目標を掲げてから、小さな目標へとブレイクダウンする事が目標達成に近づくポイントというのがわかりますね。
もし、あなたが小さなミスや失敗にめげているのは大きな目標がないから短期的な視野になっている可能性が高いです。
まとめ
「過去は変えられないけど未来は変えられる」というのは個人的に非常に好きな言葉です。
もし、今目標や夢がないという方がいたら孫社長のように一度壮大な目標を掲げてみませんか。
目標がある人は小さなミスや失敗に全く動じなくなりますし、「目標があるところに人が集まる」という言葉があるように、人を惹きつける力を持っています。
是非、目標や夢を掲げて早速何かチャレンジしてみませんか?
Good luck!