いざ転職活動を始めた時に、一番最初にクリアしなければいけない選考は何でしょうか?
それは、ずばり「書類選考」です。それでは、書類選考の段階では採用担当者はあなたの何を見ているのでしょうか?
簡単に言うと、実際に時間を割いてあなたに会ってみたいか?という事に尽きます。若手の採用であれば、ポテンシャル採用として現職(前職)の勤務先や卒業した大学を考慮したりするケースもありますが、最終的には会ってみたいかというシンプルなところに行き着きます。
それを踏まえた上で、採用担当者は今まであなたが会社でどんな職務を担って、どんな経験をし、どうやって達成したかを重要視しています。まさに履歴書(職務経歴書)はあなたが企業に自分を売り込む為に提出するプレゼンテーションといっても過言ではないでしょう。
そんな最初のステップで非常に重要な書類選考ですが、しっかり履歴書(職務経歴書)の書き方のポイントを押さえてクリアしていきましょう。
行動と結果を具体的な数字を交えて表現する
さて、まず下記の例を見ていただきたいと思いますが、同じ事を表現するにしても書き方を工夫するだけで読み手にアピールしたい事が魅力的に伝わります。
履歴書(職務経歴書)の作成で一番良いのはこういった作成作業を転職活動を始める時に考え始めるのではなく、普段から意識して履歴書(職務経歴書)に書けるようなストーリーを作れるよう意識しながら仕事に励むという事です。そうすれば、慌てる事なく余裕を持って転職活動を開始する事ができます。
嘘偽りの履歴書(職務経歴書)はいけませんが、ある程度事前に準備しながら経験をメイクできるという事を理解して、しっかり現在の仕事に励みましょうね。
コスト削減に取り組んだ
コスト削減プロジェクトリーダーとして約10名のチームメンバーのマネジメントをしながら、1年間で5億円のコスト削減を実現
どんなスキルが企業とマッチするか考えながら履歴書(職務経歴書)に盛り込む
企業が採用したい人材像というのはたいていは企業の採用ページに掲載されています。例えば、リーダーシップのある人材とか新しいものを生み出す人材、困難に直面しても逃げ出さず粘り強く対応できる人材といったところでしょうか。
わざわざそういった求めている人材像が採用ページにあるので、履歴書(職務経歴書)の内容がその求めている人材像にマッチしている方が良いですね。例えば、リーダシップのある人材を求めている企業の履歴書(職務経歴書)ではリーダーシップ経験について強調して書くとか、こちら側で調整すると良いでしょう。
上記を見てもわかるように、転職活動は企業の欲しい人材条件に見合ったスキルというのはもちろん必要ですが、事前にしっかり準備して望む事で内定の確率を高める事が可能です。
質問どころを意識して書く
履歴書(職務経歴書)は読み手がいて初めて成立します。という事は、自分が書きたい事というよりは読み手が興味を持って聞きたくなるようなエピソードを盛り込む必要があります。
例えば、下記の文はどうでしょうか?
どうやって100社も集客したんだろう?とかどうやって2億円も案件を獲得したんだろう?とか興味が湧きませんか?こうやって相手が読んでいるところを想像しながら作成していくというのは非常に大事なポイントです。
営業担当者として、既存顧客向けセミナーを新たに企画運営。約100社の企業を集客し、参加企業より合計2億円の新規大型案件を獲得。計画値を+20%上回る結果を達成し、約500名の同僚の中で社長賞を受賞。
以上、いかがでしたでしょうか?しっかり上記の事を踏まえながら魅力的な履歴書(職務経歴書)を作成していきましょうね!